【結果報告】トウキョウ建築コレクション2025【全国修士論文展】

全国修士論文展

【最優秀賞1点、審査員賞5点】
最優秀賞 25R-54
  江戸の廃墟/廃墟からの東京
―都市再編の揺籃としての武家地の田園化/再市街化を再現する―
佐々倉 一紗(明治大学大学院 理工学研究科 建築史・建築論研究室)
仙田満 賞 25R-41
  日本生命日比谷ビル外観におけるフレーム形式と石材被覆の折衷的構造表現
― 日本近代建築技術史の試論として ―
原 琉太(広島工業大学大学院 工学系研究科 環境学専攻河田智成研究室)
池田昌弘 賞 25R-58
  仮設的小建築による都市の変容可能性について
寺西 志帆理(京都大学大学院 工学研究科 小見山研究室)
加藤耕一 賞 25R-14
  縮退期における地場産業の機能を補完する産業空間に関する研究
ー福井県越前鯖江地域、製造業者の持ち場意識に着目してー
森田 彩香(早稲田大学大学院 創造理工学研究科 後藤春彦研究室)
田中英紀 賞 25R-16
  東京マイクロコスモスとヴァーチャルアーバニズム
―デジタル・デリーヴを通じた東京の空間アイデンティティの研究―
グリーンスカヤ・マリア(東京大学大学院 工学系研究科 川添研究室)
星卓志 賞 25R-57
  地域住民が抱く共通のイメージから見出される「場」の特性とそれを通した「地域のイメージ構造」に関する研究
―兵庫県宍粟市繁盛地区を対象として―
竹田 季世
(大阪大学大学院 工学研究科 建築・都市計画論領域)
【その他ファイナリスト】
25R-6
  大阪府泉州地域における広域都市計画に関する研究
―都市形成/街路構造/位置情報データを用いた施設利用実態分析と広域行政組織の提案―
   清川 忠和(大阪大学大学院 工学研究科 木多研究室)
25R-43
  スラムに住む中流階級
―タイの近接居住世帯群における社会階層の動態に関する研究―
庄司 栄介
(芝浦工業大学大学院 理工学研究科 清水郁郎研究室)
25R-46
  臨港地区「無分区」の土地利用実態に関する研究
宇野 晃平(工学院大学大学院 工学研究科 藤賀研究室)

 

修士論文展 企画概要

「全国修士論文展」は全国から一同に大学院修士生の修士論文作品を集め、審査員による一次審査(非公開)で選ばれた10点前後の作品の展示、公開審査、総括セッションを行います。

公開審査では、ヒルサイドフォーラムにて展示された論文・パネルの審査、ヒルサイドプラザでの出展者によるプレゼンテーション、審査員による質疑応答を行います。その後、総括セッションを行い、各審査員賞とグランプリを選出します。

論文展の審査基準は今年度のテーマに沿って、革新的であり、将来への可能性を秘めている論文を選定します。学術的な枠組みに捉われることなく、広く学生の立場から建築への問題提起を行うと 同時に、建築を学ぶ後輩達への刺激を与える討論会を目指します。論文とは書き上げて終わりではなく、その先にある自分の中にある思考や価値を見つける手がかりであり、またそれを社会に問いかける手段でもあります。

発表者と異なる専門分野の先生方や出展者と活発な議論を行うことで、大学や分野ごとに完結してしまいがちであった論文の可能性を社会の中での展開価値について考えていきます。

■会期・会場

【展示会】
日時|2025年3/4(火)~3/9(日)11:00-19:00(初日は14:00-)
場所|代官山ヒルサイドフォーラム

【公開審査会】
日時|2025年3/7(金)13:30-18:30
場所|代官山ヒルサイドプラザ

■審査員

審査員長
仙田満

審査員
池田昌弘
加藤耕一
田中英紀
星卓志

■公開審査結果及び副賞

最優秀賞 1点 賞状+副賞
審査員賞 5点 賞状+副賞

※公開審査会終了後、審査員の話し合いにより受賞者を最終決定いたします。
※副賞に関しては、特別協賛である株式会社建築資料研究社/日建学院様より建築士講座の受講権を進呈いただきます。

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