特別講演について

テーマ:「大学教育と資格」
昨今、脱ゆとりやセンター試験の廃止など様々な教育改革がなされ、学校や予備校はその対応に追われている。現在、建築分野でも大学の在り方が問われている。建築士法改正により、2020年から大学卒業後すぐに一級建築士を受験できるようになる。その事から、大学が自分の学びたいことを学び、建築の哲学や実務に関する知識などの「建築家」として必要な能力を教育する機関ではなく、「建築士」になることを目的とする受験予備校のような立ち位置になることが懸念されている。本展覧会のテーマ「Re;collection」とあるように、今までの大学教育を振り返りつつ、これからの大学教育とはどうあるべきなのかを考える場としたい。

 

【登壇者】

冨永美保(建築家)
建築家(tomito architecture)・非常勤講師

 

 

 

 

 

 

 

1988 東京生まれ。
2011 芝浦工業大学工学部建築工学科卒業
2013 横浜国立大学大学院Y-GSA修了
2014 トミトアーキテクチャを設立
2014-2016 東京藝術大学美術学科建築科教育研究助手
現在、慶応義塾大学、芝浦工業大学、横浜国立大学、
関東学院大学、東京都市大学、東京電機大学非常勤講師

 

受賞歴

第1回JIA神奈川デザインアワード優秀賞受賞
SDレビュー2017入選
第2回Local Republic Award最優秀賞受賞
2018年ヴェネチアビエンナーレ出展

 

山岸雄一(西松建設株式会社)

 

 

 

 

 

 

 

1985年3月明治大学工学部建築学科(神代雄一郎研究室)卒業後、西松建設株式会社へ入社。建築現場での施工管理職経験後、1990年4月建築設計部へ転属。設計業務の他社内の3DCAD・CG業務を立上げ、国内外のコンペにて多くの賞を受賞、業界のBIM構築にも尽力した。その他新入社員研修、施工図研修、一級建築士資格取得(学科&製図)研修等の社員教育に20年近く携わってきた。2015年4月開発・不動産事業本部へ転属、長年の経験を生かし建築関連業務の集大成として現在の業務に従事している。一般社団法人環境共生住宅推進協議会において理事・副運営委員長・部会長を務める等、業界団体でも多岐に渡り活動している。

 

山村健(早稲田大学講師)
一級建築士・博士(建築学)

 

 

 

 

 

 

 

 

1984年生まれ。2006年早稲田大学理工学部建築学科卒業。2006-07カタルーニャ工科大学バルセロナ建築学留学。2009年早稲田大学理工学研究科建築学専攻修了。2012年早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻博士後期課程修了、博士(建築学)。2012-2015 Dominique Perrault Architecture。2015年より早稲田大学建築学科講師、2017年よりTKY-Lab開設。同年建築デザイン事務所Natalia Sanz Laviña とYSLA Architects主宰。建築デザインの設計と建築理論の探求とを併走して行っている。建築理論の研究をTKY-Labで、実践をYSLAで展開している。デザインでは、DesignArt Tokyo2019におけるJerusalem Design Week 空間デザイン「Garden of Eden」にて、BIG EMOTIONS AWARD(最高賞)受賞。建築理論では「建築家アントニ・ガウディの建築論的言説に関する研究(1)-(3)」や、『A+U 538: Kimbell ArtMuseum – Drawing Collectio』編集など。

■会期・会場
日時|2020 年 2/28(金)18:00-19:30
場所|ヒルサイドプラザ