【内容】
修士学生による修士設計・修士論文作品を集め、作品の展示及び公開講評会・討論会を行う全国公募制のイベントである「トウキョウ建築コレクション」の大会内容を伝える公式記録集。
17年目のトウキョウ建築コレクションでは、「守る建築、攻める建築」をテーマに掲げた。
建築物は本来、自然災害から私たちの人命や財産などを守ってくれる。しかし、時として私たち自身を攻めるものにもなり得る。例えば、昨今のニュースにおいてウクライナ侵攻に関する、多くの破壊された建物が見られることや、発生確率70%と される首都直下型地震によって約19万棟の建物被害と約6千人の犠牲者が想定されることが挙げられる。
また一方で、歴史や文化を継承する建築がある一方で、革新的な意匠で攻める建築もあると言える。
様々な視点において「守る」と「攻める」の両面性を有する建築に対し、そのあり方を今一度深く考える場を目指す。
「全国修士設計展」「全国修士論文展」は、受賞作品を含む本選出場作品、設計展9点・論文展12点の詳細を掲載するとともに、建築分野の第一線で活躍する審査員による審査過程や討論の内容も忠実に記録する。
「プロジェクト展 」では、大学の研究室などで行われているプロジェクト17件を紹介。紹介記事に付したQRコードからは、各詳細の閲覧が可能。
詳細・予約・購入はこちら定価 2,200円 (本体2,000円+税)
[/su_column][/su_row]2022
トウキョウ建築コレクション2022 Official Book
テーマ『New Standard』
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
企画展
特別講演
修士学生による修士設計・修士論文作品を集め、作品の展示及び公開講評会・討論会を行う全国公募制のイベントである「トウキョウ建築コレクション」の大会内容を伝える公式記録集。
16年目を迎えた今回は「New Standard」をテーマに掲げ、5つの企画で構成。COVID-19 の流行によって様々な変化が必要とされ、現代社会の“標準”が変化している今、建築におけるこれまでの「Standard」に対し、今後どのような「New Standard」が現れるべきなのかを考える大会となった。
「全国修士設計展」「全国修士論文展」は、受賞作品を含む本選出場作品、設計展11点・論文展10点の詳細を掲載するとともに、建築分野の第一線で活躍する審査員による審査過程や討論の内容も忠実に記録する。
「プロジェクト展 」では、大学の研究室などで行われているプロジェクト20件を紹介。紹介記事に付したQRコードから各詳細の閲覧が可能。
「特別講演」は、架空の都市を創造する美術監督と設定考証家による、多様な切り口から建築を捉えた議論を収録。
「企画展」では、全国から公募した写真作品の中から、一般来場者による投票で入選した12作品を紹介する。
2021
トウキョウ建築コレクション2021 Official Book
テーマ『順応』
全国修士設計展
全国修士論文展
特別講演
プロジェクト展
様々な条件に“順応”し、「現在発生している、また今後起こる課題に対して、建築はどのようにして“順応”すべきなのか」を考える場を目指した2021年大会の公式記録集。
2020
トウキョウ建築コレクション2020 Official Book
テーマ『Re;collection』
全国修士設計展
全国修士論文展
特別講演
企画展
令和の時代に変わり、東京オリンピックが開催される2020年(展覧会当時)は、日本における転換期とも言える。そんな年に、14年続いたトウキョウ建築コレクションのこれまでの集積を振り返り、回顧することを意味する『Re;collection』をテーマに掲げ、今後の建築とは、また日本とはどうあるべきなのか、を考える2020年大会の模様を伝える公式記録集。
2019
トウキョウ建築コレクション2019 Official Book
テーマ『波及』
全国修士設計展
全国修士論文展
特別対談
建築が地域やその周りの環境にどのような影響を及ぼすかが重要視されています。そして、どんな効果を生むことができるか新たな視点や議論を通じて、建築が持つ波及力を考える場を目指し、「波及」をテーマに掲げた、13年目の2019年大会の模様を伝える公式記録集。
軸となる「全国修士設計展」「全国修士論文展」そして「波及とは」をテーマにした特別対談を収録。
2018
トウキョウ建築コレクション2018 Official Book
テーマ『融合(FUSION)』
全国修士設計展
全国修士論文展
デザイン展
特別対談
建築の領域が拡張する中で、様々な分野の人の「知識」「経験」を掛け合わせ、新しい価値観や変化のきっかけを起こす場を目指し、「融合(FUSION)」をテーマに掲げた、12年目の2018年大会の模様を伝える公式記録集。軸となる「全国修士設計展」「全国修士論文展」に加え、新しい試み「デザイン展」がスタート。修士学生たちのアイデアとチャレンジが集結!
2017
トウキョウ建築コレクション2017 Official Book
テーマ『夢中』
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
特別対談
代官山まちあるきツアー
11年目を迎え、これまでの10年に及ぶ蓄積を携えながら、全体テーマとして「夢中」を掲げた2017年大会回の模様を伝える公式記録集。
日々の生活の根本にありながら、学び、苦しみ、あがき、わくわくしながら、そしてその意義を無我夢中に問い続ける建築学生にとっての“建築”を、真正面から考え、熱く議論する。
建築学生によっての“建築”とは何なのか?
2016
トウキョウ建築コレクション2016 Official Book
テーマ『革新』
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
特別講演
家具ワークショップ
積み木ワークショップ
10年目の節目を迎えた「トウキョウ建築コレクション」は、レギュラー企画である設計展・論文展・プロジェクト展に加え、オリンピックを迎え東京の行方を問う討論会、こどもを対象としたワークショップなど、学生たちが積極的に社会に発信していこうとする意欲的な拡大企画も開催された。
新たなステージに立った「トウキョウ建築コレクション」2016年大会の公式記録。
2015
トウキョウ建築コレクション2015 Official Book
テーマ『原点回帰』
全国修士設計展
全国修士論文展
特別企画
「設計展」公開審査会は、異能のデジタル・アーティスト猪子寿之氏が門外から参戦、自由奔放なトークで建築を根底から問い直すと、これを建築界随一のエンターテイナー手塚貴晴氏が真っ向から受けて立つという、稀にみるスリリングな展開となった。最終的には、リアリティのある本格的な提案がグランプリを受賞、本大会の成熟した見識が示された。
今回初めて「論文展」にも「グランプリ」が設けられ、徹底した史料の検証により通説を覆した作品が、圧倒的な支持を得て初代グランプリに輝いた。
9年目を迎えたトウコレ、濃密な6日間の全記録
2014
トウキョウ建築コレクション2014 Official Book
テーマ『“Look back” and “Look forward”』
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
特別企画「即日演習WS」
レギュラー企画である3つの展覧会・コメント・審査会に加え、新しい試みとして、学生とゲストが共同で取り組む特別企画「即日設計」を実施。さらに進化した[トウコレ]から、目が離せない!
2013
トウキョウ建築コレクション2013 Official Book
テーマ『一歩先へ』
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
連続特別対談
[トウキョウ建築コレクション2013]、6日間の全記録。
構想の一歩先へ、探求の先へ、
現実の一歩先へ、想像/創造の先へ・・・
学生たちが視た、〈その先〉とは?
第一線で活躍する建築家たちは、
その射程にどう呼応したか?
2012
トウキョウ建築コレクション2012 Official Book
テーマ『建築の発見〜転期を経て〜』
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
特別対談
トウキョウ建築コレクション2012 6日間の全記録。
6年目を迎え、さらに充実のキャスティングによる白熱の議論が展開。
今をときめく猪子寿之×西沢立衛の異色対談など、読みどころ満載の一冊!
2011
トウキョウ建築コレクション2011 Official Book
テーマ『建築家とは何か?』
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
連続講演会
トウキョウ建築コレクション20126日間の全記録。5周年を記念してし招聘したオールスターキャストによる「設計展」講評、「建築家とは何か」を浮き彫りにする連続講演会の記録など、読みどころ満載の一冊。
正誤表
2010
トウキョウ建築コレクション2010 Official Book
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
特別講演会
建築の現在に対し修士学生たちが発信する、瑞々しい感性としなやかな思考。所属・専攻の壁を越えて集結した建築の宴、トウキョウ建築コレクション20106日間の全記録。
2009
トウキョウ建築コレクション2009 Official Book
全国修士設計展
全国修士論文展
プロジェクト展
『東京』を語る
建築の現在に対し修士学生たちが発信する、瑞々しい感性としなやかな思考!
新企画・プロジェクト展が加わり更に充実をみたトウキョウ建築コレクション
6日間の全記録を完全収録!
2008
トウキョウ建築コレクション2008 全国修士設計論文集
全国修士設計展
全国修士論文討論会
『東京』を語る
修士設計の優秀作品と審査記録、修士論文の優秀作品と討論会記録を中心に、建築家・槇文彦氏による講演記録「『東京』を語る」も付録として収録する。
好評を博した昨年版『全国修士設計作品集』は、今年タイトルを『全国修士設計・論文集』として、進化する。