「全国修士設計展」|トウキョウ建築コレクション2020


全国修士設計展受賞者

【グランプリ1点、審査員賞5点】
グランプリ 田中一村美術館
-奄美を切り取る絵のない美術館-
池上里佳子(東京藝術大学大学院 中山英之研究室)
長谷川逸子賞 陶芸と建築
福田晴也(東北大学大学院 五十嵐太郎研究室)
藤村龍至賞 入院して、転職する
-一義的な建築における空間の多義性の獲得-
鈴木麻夕(東京理科大学大学院 西田司研究室)
マニュエル・タルディッツ賞 噺場 oral history spots
須藤悠果(東京藝術大学大学院 中山英之研究室)
能作文徳賞 滲み合うアンビエンス
中山陽介(千葉工業大学大学院 遠藤政樹研究室)
早部安弘賞 水の現象を享受する棚田の建築
-遷移する空間の設計手法-
勝山滉太(東京理科大学大学院 郷田桃代研究室)
【ファイナリスト】
解釈の探求
-フランツ・カフカ作品におけるeinsinnigな叙述描写を通して-
堀井秀哉(早稲田大学大学院 古谷誠章・藤井由理研究室)
void urbanism guide
-不安定な都市の暴露と建築のふるまい-
福嶋佑太(東京理科大学大学院 伊藤香織研究室)
都市からの手紙
-街の記憶を継承する都市建築の提案-
中村篤志(千葉工業大学大学院 今村創平研究室)
the space
建築空間論研究-認知心理学による両眼視差モデルを用いて-
菅原功太(早稲田大学大学院 古谷誠章・藤井由理研究室)
全国修士設計展映像配信 3月1日10:30より
公開審査

公開プレゼンテーション

本日の予定
10:30 開会
10:45 公開プレゼンテーション(5名)
11:22 休憩
11:32 公開プレゼンテーション(5名)
12:10 休憩
13:10 巡回審査
15:00 投票・審査員審議
15:30 公開審査
17:15 講評
17:45 授賞式
17:55 総評
18:00 閉会

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全国修士設計展(パネル/模型展示/審査会)について

全国から一同に大学院修士生の修士設計作品を集め、審査員による一次審査(非公開)で選ばれた10点前後の作品の展示、公開審査会、総括セッションを行います。

展示に加え、建築分野の第一線で活躍されている方のみならず、デザイン、言説など様々な分野の第一人者をお招きして公開講評会(二次審査)を開催します。公開講評会では展示された模型・パネルの審査、ヒルサイドプラザでの出展者によるプレゼンテーション、審査員による質疑応答を行います。その後、総括セッションを行い、各審査員賞とグランプリを選出します。

トウキョウ建築コレクションでは、社会へ出る学生の最後の設計である修士設計を、より広い分野・観点から討議や批評をすることを通して、現在の建築像を浮き彫りにします。社会的背景、国際的視点、分野の拡張など修士学生の考える設計思想をぶつけ合いながら、多様なオーディエンスの方々を巻き込みながら今後の建築像の在り方について議論します。

■会期・会場

【展示会】
日時|2020年2月25日(火)~2020年3月1日(日)入場無料
場所|代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム

【公開審査会】
日時|2020年3月1日(日)入場無料
場所|代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドプラザ

■審査員

審査員長

長谷川逸子

 

 

 

 

 

1979年長谷川逸子・建築計画工房(株)設立。1986年日本文化デザイン賞、日本建築学会賞を受賞。米国ハーバード大学の客員教授、関東学院大学客員教授などを務める。1997年王立英国建築協会より名誉会員の称号。2000年第56回日本芸術院賞受賞。2001年ロンドン大学名誉学位。1997年王立英国建築家協会、2006年アメリカ建築家協会より名誉会員称号。第7回公共建築賞(大島町絵本館)、第九回公共建築賞(新潟市民芸術文化会館)。2018年英国王立芸術院より第一回ロイヤルアカデミー建築賞授与。2019年著作集『長谷川逸子の思考』(左右社)出版。

 

審査員

マニュエル・タルディッツ

建築家みかんぐみ
1959 パリ生まれ
1982-1984 ボザール国立学校アトリエ・セザール(彫刻)師事
1984 フランス建築学校UPA 1卒業
1988 東京大学大学院修士課程修了
1988〜1992 東京大学大学院博士課程
2005〜2015 ICSカレッジオブア−ツ副校長
2006 フランス国芸術文化勲章(シュバリエ)受勲
2013〜 明治大学特認教授

重要作品:
NHK長野放送会館、フランス大使公邸再生、愛知万博トヨタ館、愛知万博フランス館、
mAAch ecute神田万世橋再生、フランス国立極東学院・京都支部

重要本:
団地再生計画(Inax出版)、東京断層(鹿島出版)、日本・家の列島(鹿島出版)

 

能作文徳

1982年富山県生まれ。2005年東京工業大学建築学科卒業。2010年東京工業大学大学院建築学専攻博士課程修了、2012年博士(工学)取得。東京工業大学大学院環境・社会理工学院建築学系助教を経て、現在、東京電機大学未来科学部建築学科准教授。能作文徳建築設計事務所主宰。「ホールのある住宅」にて平成22年東京建築士会住宅建築賞、「高岡のゲストハウス」にてSDレビュー2013鹿島賞、第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示特別表彰、「西大井のあな」にてSDレビュー2017入選 、ISAIA2018 Excellent Research Award、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展出展、「ピアノ室のある長屋」にて住まいの環境デザイン・アワード2020優秀賞。

 

早部安弘

構造家/早稲田大学教授。1964年群馬生まれ。1988年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1990年同大学大学院修了。1990年より大成建設㈱設計本部に勤務。2018年4月より現職。
主な作品(大成建設所属時)に、「MIKIMOTO Ginza2」「ガーデンコート成城UNITED CUBES」「清水文化会館マリナート」「The Okura Tokyo」などがある。
主な受賞に、第17回JSCA賞作品賞、第25回JSCA賞業績賞、第9回日本構造デザイン賞がある。

 

藤村龍至(モデレーター)

建築家。1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2005年よりRFA主宰。2010年より東洋大学専任講師。2016年より東京藝術大学准教授。2017年よりアーバンデザインセンター大宮(UDCO)副センター長/ディレクター、鳩山町コミュニティ・マルシェ総合ディレクター。2018年より日本建築学会誌『建築雑誌』編集委員長。主な建築作品に「すばる保育園」(2018)「さいたま市大宮駅東口駅前おもてなし公共施設 OM TERRACE」(2017)
撮影: 新津保建秀

 

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